ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 生物資源科学部 > 【生命環境学科】第2回生物学実験(生命環境学科)・植物観察

本文

【生命環境学科】第2回生物学実験(生命環境学科)・植物観察

印刷用ページを表示する 2020年9月1日更新
 今年度の生物学実験は9月半ばからは教室で行いますが、はじめの4回分はオンラインで行いました。1年生の実験で、生命科学・環境科学の両方の学生がいるのでかなり基礎的なことから取り組んでもらっています。
 第2回目は、身の回りの植物についていくつか課題を出してその中から2つ選んで観察をしてもらいました。まず身の回りで植物を探しだして、どんなところに生えているのかを写真にとってもらいました。また、細かい形態などを、虫眼鏡などを使ってスケッチしてもらいました。
 植物がどんなところに生えているのか、なにげなくみている形態は拡大するとどうなっているのかを実際にからだを動かして観察してもらいました。また、スケッチの仕方を学修し、学名なども調べてもらいました。
 雨が多かったり植物が見つからなかったりという声もあり期限を延ばしたりでしたが、1年生の皆さんも、オンライン講義で室内ばかりだったので気分転換(?)になったでしょうか?

第2回生物学実験(生命環境学科)・植物観察

受講生には、改めて解説しますが、以下にいくつか紹介します。身の回りの普通に見られる植物の観察をしてもらいました。
生物学実験1

ヤブカラシ(ヤブガラシ、学名:Cayratia japonica)ブドウ科
左の写真は花です。おしべや花弁がありますが、数時間で落ちてしまいます。完全な状態で観察できた人は少なかったかもしれません。地味な花ですが、真ん中の写真のように、蜜が出るので、アリやハチやチョウが集まってきます。右の写真のように、つるで低木やフェンスにからまります。雑草としてはかなり難防除雑草です。

生物学実験2

エノコログサ(ネコジャラシ、学名:Setaria viridis)イネ科
普通に道端や空き地に生えていますが、小さなつぶつぶひとつずつが花です。右の写真でおしべとめしべが出ているのが観察できます。ちなみに毛のようにみえるものは刺毛(bristle)といいます。これは花が退化したものと考えられています。担当教員(福永)の研究室では、刺毛が花になる変異体を使って、刺毛の形成に関する遺伝子の研究をしています。

生物学実験3

左から、ヨウシュヤマゴボウ(学名:Phytolacca americana)ヤマゴボウ科、ネジバナ(学名:Spiranthes sinensis var. amoena)ラン科、ワルナスビ(学名:Solanum carolinense)ナス科

今回は、身の回りの植物を観察してもらいましたが、庄原には自然が豊かで植物や動物が数多く見られます。来学したら、庄原の自然も楽しんでください。

生物資源科学部の活動