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【生命科学科・生命科学コース】4年生の学会発表体験記

印刷用ページを表示する 2022年12月23日更新

 生物資源科学部生命環境学科では、3年生から2年間かけて卒業論文に取り組みます。毎日のように試行錯誤して実験して指導教員と研究をすすめています。こうした中で学部学生のうちに学会発表することも珍しくありません。

 今回は、生命科学コースでセンチュウを用いた研究をしている伊原研究室の4年生2名が、第45回分子生物学会年会で発表しました。非常に大きな学会で今回は幕張メッセで開催されました。2名の学生(佐々木さんと山床さん)に学会発表レポートを書いていただきましたので以下に紹介します。


4年 佐々木ひかる 
 私は11月30日~12月2日に千葉県幕張メッセで開催された第45回日本分子生物学会で2年間の卒業研究の成果を発表しました。分子生物学会は11月30日~12月2日の3日間開催され、私は初日にショートトークとポスター発表をおこないました。ショートトークは今年から新たに導入された企画で、自分の研究内容を3分間で口頭発表します。多くの人の前で自分の研究を聞いてもらうこと自体が初めてでしたが、緊張しながらもスムーズに発表を終えることができました。ポスター発表では私の研究に関連する研究者の方たちがポスターに来てくださり、色々な議論をすることができ、今後の研究の参考になるような意見等を頂きました。
 私は学生のうちに学会に参加したいと思っていたので、今回初めて学会に参加して口頭とポスター発表したことは良い経験になりました。特に自分の研究について色々な議論を交わせたことが一番楽しかったですし、これが学会の醍醐味なのかなと思います。今回の学会参加の経験を無駄にせず、さらに研究を進めていきたいと思います。
口頭発表する佐々木さん
サイエンスピッチで口頭発表する佐々木さん
4年 山床こころ
 私は11月30日から行われた第45回の日本分子生物学会に参加して、自分の研究について口頭とポスター発表をしました。私はクサリヘビ科のヘビ毒の研究に取り組んでいるのですが、同じヘビ毒を研究している人たちと話す機会はとても良い経験になりました。学会前には共同研究者の先生と研究成果の打ち合わせや、何度もポスターを作り直して、万全の準備をしたつもりでしたが、初めての学会参加ということもあり、学会に行くまでは、緊張と不安でいっぱいでした。私は2日目の発表でしたが、いざ自分の番になると口頭発表もポスター発表も堂々と発表や討論できたと思います。また、ポスター発表では色々と質問され、新たな発見や考えを見つけることができました。学会の会期中、言葉では表せない気持ちの高ぶりを感じたことは自身の大学生活において、貴重な経験になったと思います。人との距離が遠くなりがちなコロナ禍ですが、オンサイトで行われた学会に直接足を運んで、新たな人との関わりや知識を得ることができた事に、とても感謝しています。
ポスター発表をする山床さん
ポスター発表をする山床さん。ディスカッションしています。

  大学の研究室で研究していくと、学会で発表などを通じて世界のトップレベルの研究者と議論したりすることもできます。今回の発表は貴重な経験だったと思います。

 

 今回のおふたりのうち佐々木さんは大学院に進学して研究を続けていきます。さらなる成果につながることを期待しています!

 

 

さらに詳しく知りたい人はこちら

生命科学コースHP

大学院生命システム科学専攻HP