「地域協働演習」は令和2年度の学部学科再編で本学に地域創生学部が誕生してから開講されるようになった授業の1つで,受講生はいくつかの班に分かれて地域をフィールドにした実践的な学修を積み重ねています。そのうちの1つ,地域産業コース(経営分野)の粟島教授が担当するクラスでは,10月6日(月曜日)の授業で,7名の受講生(3年生)が広島の地域資源の魅力とその活用方法を発表しました。
最初に発表した班は,広島県には赤鶏やカキ,ジャガイモなど筋肉づくりによい食材が多いことに着目し,広島県をマッスルボディづくりの先進地とするプランを発表しました。もう一つの班は,広島県でレモンのほかにもリンゴやブドウ,ナシなどさまざまなフルーツが生産されていることに着目し,それらを活用した季節限定スイーツを味わえるカフェ・スイーツ店めぐりを提案しました。
受講生たちは広島県内の隠れた地域資源の魅力を再発見するとともに,それらを活用した地域・観光振興プランを立案するよい機会となりました。今回の経験をもとに,他授業や各ゼミで地域の産業や文化を活用した地域・観光振興についての学びをさらに深めていくことを期待しています。
広島の地域資源の魅力と活用方法を発表する受講生