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【生命システム科学専攻】共同研究:スペイン・バルセロナのIBE(Institut de Biologia Evolutiva)にあるRuiz-Trillo研で共同研究を行いました。

印刷用ページを表示する 2026年10月6日更新

博士課程前期1年生の小寺理芳さんが2026年9月3日~19日までスペイン・バルセロナのIBE(Institut de Biologia Evolutiva)にあるRuiz-Trillo研で共同研究を行いました。

 

<本人コメント>

私は、生命システム科学専攻の国際学会等研究活動特別支援制度を利用して、スペイン・バルセロナのIBE(Institut de Biologia Evolutiva)にあるRuiz-Trillo研で共同研究を行いました。Ruiz-Trillo研では、所属する菅研究室と同様のモデル生物を扱っており、進化学への興味も共通していて、実験技法も学ぶべきものを持っています。今回の訪問は、そのような技術の習得だけでなく、修士論文の内容や私自身の研究への意識を高めることを目的に行いました。

 バルセロナの研究室内での会話は、スペイン語なども混じるものの、基本的に英語です。実験手法や機器の使用法も、もちろん英語で説明されます。最初は慣れずに苦戦したのですが、分かりたい、伝えたいという気持ちのおかげで、何とかコミュニケーションを取ることができました。同じ興味を持った科学研究者同士という大きな共通項があるためか、日常会話よりも研究に関する内容の方が話しやすかったことは少し驚きでした。

 滞在中には、研究室でのミーティングで、日本での研究内容をプレゼンしました。出発直前まで何度も内容を見直し、到着後も時間をみつけて練習を繰り返しましたが、なかなか上手くいきません。当日は、研究室メンバーがたくさん集まってくれ、部屋が人でいっぱいでした。嬉しい反面、緊張で頭が真っ白に。なんとか発表は出来たものの、質疑応答でも思い通りの受け答えはできませんでした。ただ、ミーティングが終わった後も声をかけてくれるメンバーが多く、時間をかけて、しっかりと議論することができました。今回の経験を通して、科学研究者同士であれば何とかして意図を伝えることができると学んだとともに、これから先、沢山の研究者の方々とさらに深い議論をするために、英語の訓練も頑張ろうと強く決意しました。

 加えて、日本とは異なる環境で実験を行っているからこそ、今までにはなかった新たな着眼点も得ることができました。今回身につけた技術や、議論した内容、アイデアを日頃の研究にも活かしていきたいです。

謝辞:今回の共同研究を行うにあたり、生命システム科学専攻の「研究・教育環境の国際化推進をコアとした大学院の質的改革に資するプログラムの推進事業、国際学会等研究活動特別支援制度」のご支援を頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。

 

【おまけ】

 スペインは観光大国でもあります。バルセロナの街は、美しい建築物と芸術、おいしい食べ物であふれています。週末は研究室が休みとなるので、街中を散策しました。イエスの塔が完成したばかりのサグラダ・ファミリア、世界遺産のサン・パウ病院、舞台観劇が趣味の私はカタルーニャ音楽堂でオペラ「カルメン」も鑑賞しました。スペインが物語の舞台となっている作品を、スペインで観賞することができ、記憶に残る、素敵な思い出になりました。

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