ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 研究者の方 > 研究者・研究紹介 > 研究者紹介 > 毛利 信作(もうり しんさく)

本文

毛利 信作(もうり しんさく)

印刷用ページを表示する 2022年4月1日更新

研究者紹介

   mouri[1]

所属:大学院経営管理研究科 職位:教授 学位:学士(政治学)

研究室:県立広島大学広島キャンパス1465号室

E-mail:sam-mori*pu-hiroshima.ac.jp   *を@に変えてください。

研究内容: マーケティング,グローバルビジネスマネジメント,サプライチェーンマネジメント,アグリカルチャー,トレーディング

研究に関する自己PR

下段の「研究の特徴・内容」に記載の通り、商社及び関連会社での国内外での幅広い実経験と経営の実績に裏打ちされた、学問にとどまらない実践的なビジネスモデルとビジネス・マネジメントに関して掘り下げている。

研究テーマ

グローバル時代の食品ビジネス,商社のビジネスモデルの変遷と海外での食料ビジネスの展開,海外食料ビジネスとアメリカスナック市場への挑戦,マーケティングと三菱食品のSDGs経営,グローバル・ビジネス・マネジメント

研究の特徴・内容

 以下に記載の通り、商社及び関連会社での国内外での幅広い実経験と経営の実績に裏打ちされた、学問にとどまらない実践的なビジネスモデルとビジネス・マネジメントに関して掘り下げている。

【概要】

1,外務省ケネディーラウンドの食糧援助プログラムの業務に携わり、外務省の予算の執行を行う。日本の古米、タイ米、ビルマ(ミャンマー)米、パキスタン米等の発展途上国向けおよびWFPの難民キャンプ向け輸出を交渉から物流の手配、援助物資の積み降ろしから先方政府への引き渡しまでを行う。外務省の代理としてアジア・アフリカ23カ国を訪問。

2,上述国の援助とは別に、民間ベースで世界の穀物メジャーと競い合いながらタイ米を中近東、東ヨーロッパに輸出した他、91年〜92年ベトナムがドイモイ政策で米の生産性が急改善し、輸入国から輸出国に転じた機会にベトナム米をメキシコに輸出。株式会社サタケをベトナムの米輸出公団に紹介。

3,日清製粉(株)グループの日清フーズ(株)と合弁でタイ日清製粉を立上げる。ママーブランドのパスタソースを製造し、日本に輸入する。その後、唐揚げ粉製造のタイ日清テクノミックを立上げ、タイ産唐揚げ粉を水畜産会社に供給することで、タイで日本向け水産加工品、畜産加工品産業の基礎を築く。

4,タイサンフーズ社に出資して、世界で最も競争力のあるタイ産もち米を原料にミリン原料や焼酎原料(白酒)を輸入する仕組を構築。

5,米菓製造会社タイSMTC社の設立を主導。競争力のあるタイ産もち米と安価な労働力を活用し、亀田製菓の海苔巻あられや永谷園のお茶漬けのあられ等、日本向けに輸入する他、欧米各国にも輸出し、日本の米菓文化を欧米に定着させる。坂田製菓機械(広島県)の機械もタイに輸出。

イギリス、ドイツ、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フランス、スイス、イタリア、スペイン、アメリカ、カナダ等を頻繁に訪問。SMTC社の社外取締役として経営にもかかわる。

6,Sesmark Foods,Inc.(その後 TH FOODS,INC.)へ出向。President & CEOとして2回に渡り計11年半会社を経営。イリノイ州在。またアメリカのクラッカー・ビスケット市場でライスクラッカーをトップ3の一つにまで成長させた。

7,三菱商事株式会社に戻り、農産部統括マネージャーとして米、小麦粉、及び農産品のトレーディング及びプロジェクト(事業投資先)管掌として、本社の農産部のビジネスの拡大に貢献する。

その間、農林水産省食糧庁、輸入食糧協議会委員を務める。また、国産米の責任者として北海道から九州までのJAとの食用米や酒米を実需につなぐ取引の拡販に携わる。

8,事業投資関連では同時期以下の企業の社外取締役を務める。

1.TH Foods, Inc.(上述、11年半に渡り社長を務めた三菱商事の米国の子会社)

2.Terra Harvest Australia Inc.(TH Foods, Inc.の豪州子会社で米菓を製造販売)

3.SMTC Co.Ltd. (上述、三菱商事の子会社でタイで米菓を製造して輸出販売)

4.タイサンフーズ社 (タイでみりん原料を製造輸出販売する三菱商事の出資先)

9,アメリカでの1回目の赴任から帰任後、Sesmark社は01年にオーストラリアに子会社を設立したが、04年には撤退してアメリカの親会社も経営危機に面した。その機会に再度赴任して経営の立て直しを図る。

10,アメリカ滞在期間に主要原料の一つである米国産ゴマの生産拡大プロジェクトに参画し、米国の上院下院議員へのロビー活動も行いゴマが同国のCrop insurance 対象品目指定になる事を勝ち取る。

11,アメリカから帰任後、農産部長に就任。

米、小麦粉、雑穀、青果の責任者として国内外の農産品に関する取引や事業を管掌する。

1.サラダクラブ :キューピーと三菱商事の合弁会社。パッケージサラダを主力商品とする。

2.日東富士製粉 :三菱商事の子会社で、業界4位の製粉会社。

3.増田製粉所 :兵庫在の中堅製粉会社。高級小麦粉で有名。

4.日糧製パン:北海道の製パン会社。山崎製パンの子会社で、同社社長の依頼を受けて社外取締役を務める。

5.神明:日本最大の米卸。

6.ミツハシライス:三菱商事の出資会社。

7.MC プロデュース:三菱商事の子会社。国産青果を農協から調達しサラダクラブ他に市場外で供給。また輸入果実も取り扱う。

8.タイサンフーズ社:タイでみりん原料を製造輸出販売する三菱商事の出資先。

9.タイDMC:タイで展開する食品企業への食料原料供給卸。

10.中国ヤマザキ製パン:山崎製パンの海外子会社で三菱商事の出資先。

11.タイヤマザキ製パン:同上

12.TH Foods,Inc.:上述、11年半に渡り社長を務めた三菱商事の米国の子会社。

13.オバーレアルト: チリの果実の輸出商社。日本が端境期にある冬場にレモンを中心に輸出する。同国のレモン農園も三菱商事が出資。

12,三菱商事関西支社食料部長

三菱商事の国内食料事業のビジネスモデル(物の売買の利鞘で利益獲得)が劣化する中、中部以西の支社をリードしてビジネスモデルの転換を図るプロジェクト(Pj メガマック)を主導し、グループ企業を川下の小売業を起点にマーケットインのvalue chains として繋ぐ事を主業務とする連結利益中心のビジネスモデルを確立した。

毎年、関西の主要小売業トップ約20社と主要メーカー、食品卸を一同に会した関西MFG の会を軸に製配販三層の連携を深める。また食品原料メーカーと卸を一同に会し、研修や親交を深める機会(関西菱友会)も設け、関西の食料業界のまとめ役を担う。

一部小売業への出資も実現して、三菱商事グループのプレゼンス向上に貢献した。以下の役職を兼務した。

日糧製パン   社外取締役

当栄ケミカル社外取締役

旭食品 近畿旭友会  幹事

関西MFG会 名誉幹事

関西菱友会  名誉幹事

関西DM会(砂糖取扱いのメーカー、卸の会)  特別幹事

13,三菱食品株式会社取締役会 及び 経営会議メンバーとして全社経営に携わる

13-1,三菱食品執行役員酒類事業本部長(2015年~2018年)

13-2,取締役常務執行役員関西支社長(2018年~)

論文リスト

    著書

      キーワード

      三菱商事、三菱食品、TH FOODS, Inc.、たのしいお酒.jp, LOGODAJ

      関連するSDGs項目

      43

      関連情報

      毛利

         

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       


      所属別一覧