卒業論文Ⅰ中間審査会の概要
卒業論文は、背景や問題点の整理、実験や調査等の具体的な計画・実施、結果の考察等を通じて、問題解決能力、知的生産能力を高度に養成することを目的とした学部4年間の集大成です。
本学科では、3~4年次にかけて卒業論文に取り組むことになっており、その中間的な時期に、中間発表会を実施することで、卒論の進みぐあいの整理およびそのフォローアップ、また、プレゼンテーション技能の向上等を目的として実施しました。
本審査会では、要旨の提出とポスターによるプレゼンテーションが課されており、プレゼンテーションにおいて原則6~7名の教員から評価を受けます。
また、他学年・他学科にも公開されており、特に環境科学科の2年生にとっては、次年度からの研究室配属先を決める上でも重要な機会と位置づけています。
卒業論文Ⅰ中間審査会の報告
要旨提出は、1名も遅れることなく、期限時間内に提出を完了しました。
審査会は、51名のエントリーがありました。2グループに分け、12月17日(水曜日)の4限目にグループA、5限目にグループBの学生が発表を行いました。
環境科学科の教員だけではなく、生命科学科教員、他学年・他学科の学生の参加もあり、活発な議論が行われました。
当日は、大雪となった庄原ですが、学生の間で自発的に研究成果に関する熱い議論が生まれ、大変有意義なものとなりました。
これまで、4年次に中間審査会を実施していましたが、3年次の卒論中間審査会は、今回初めての実施しました。
3年生にとっては、自分の研究について多くの教員・学生と議論したり、他の学生の研究を知ることができ、大変よい機会となったようです。
なお、プレゼンテーションの審査結果は、後日、学生本人にフィードバックされ、今後の研究活動に生かされる予定です。
卒業論文Ⅰ中間審査会の様子