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11月24日に国立科学博物館の篠田謙一副館長を講師にお招きして、平成29年度県立広島大学学術講演会「DNAで語る日本人の起源」を開講しました。ミトコンドリアDNA多型やゲノム全体の一塩基多型を用いた、日本人の起源についての研究の最新の成果を分かりやすく解説していただきました。一般の方々に加え、生命環境学部学部生や大学院生も多数聴講し盛況でした。学生からの質問も出ました。
学部学生からは「とても面白かったです。自分のルーツも知りたいと思いました。」などの感想が聴かれました。
篠田謙一先生の主なご著書
日本人になった祖先たち DNAから解明するその多元的構造. 日本放送出版協会 2007
DNAで語る 日本人起源論. 岩波書店 2015
監修
ホモ・サピエンスの誕生と拡散. 洋泉社 2017
上記以外にも、別冊日経サイエンス「人類への道 知と社会性の進化」「化石とゲノムで探る 人類の起源と拡散」などの編集、Newton 2017年12月号の「日本人のルーツを探る!」の協力などもしておられます。
関連書籍
海部陽介. 日本人はどこから来たのか? 文藝春秋 2016