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生命科学科 斉藤准教授の論文がGlobal Medical DiscoveryのKey Scientific Articleに選ばれました

印刷用ページを表示する 2014年3月24日更新

 生命科学科 斉藤靖和准教授の論文がカナダの医学・生物学系情報サイトGlobal Medical Discovery[ISSN 1929-8536] の重要科学論文(Key Scientific Articles)の1つに選ばれ、同ホームページに掲載されました。

論文概要

 ビタミンC(アスコルビン酸)は,様々な疾患の原因の一つである活性酸素を消去する秀れた抗酸化物質として知られており,様々な酸化ストレス関連疾患に対する防御成分として重要な役割を果たしています。本論文では、ヒト線維芽細胞の細胞老化に伴い、細胞内酸化ストレスレベルが増加することを見出し,その増加に対する細胞応答の1つとして細胞内へのビタミンCの取り込みが増大していることを示しました。また,老化細胞において増加した細胞内の酸化ストレスの消去にビタミンCの投与が有効であったことから,加齢に伴ってビタミンC摂取の必要性が高まっている可能性を見出しました。

該当論文

タイトル:Senescence-induced increases in intracellular oxidative stress and enhancement of the need for ascorbic acid in human fibroblasts.

著者:Saitoh Y, Morishita A, Mito S, Tsujiya T, Miwa N.

掲載誌:Molecular and Cellular Biochemistry 2013, 380(1-2):129-141.

(米国国立医学図書館データベース)

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23613229