環境科学科では,講義と対応した多くの学生実験が配置されています。学部3年生前期に行われる「水環境工学実験」では,水環境管理工学や環境水理学,微生物学等の講義に関連した実習を行います。主として環境工学分野に関する様々な現象の物理学・化学・微生物学的な分析や評価を行うために,必要な知識・技術を習得します。
4月26日は西村和之教授が担当し,「凝集沈殿処理による水質変換」について実験を行いました。凝集沈殿処理は,上下水道などで迅速な濁質(にごり)除去を目的として行われる物理化学的処理です。同時に,いくつかの水質項目においても除去が期待できます。本日はジャーテスター(多連式撹拌装置)を用いて,凝集沈殿処理により変化する水質特性を理解し,アンモニア性窒素,リン酸態リンの分析などを行いました。
(実験風景)
環境科学科