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【経営情報学科】肖教授が国際会議(AI関連)でBest Paper Awardを受賞しました

印刷用ページを表示する 2017年12月21日更新

経営情報学科の肖教授が国際会議(AI関連)でBest Paper Awardを受賞しました

2017年12月6日~9日中国アモイ市で開催された国際会議(2017 International Conference on Advanced Mechatronic Systems, ICAMechS 2017, 華僑大学・中国,Concordia University・カナダ,IEEE,3者の共同開催)において,経営情報学科の肖 業貴教授がBest Paper Award を受賞しました。この国際会議では,投稿論文数が132編,採択論文数が95編(採択率72%)でした。うち3編がBest Paper Awardに選ばれ,第2位での受賞でした。

賞状

受賞論文概要:

適応ノッチフィルタは,生体工学,電力,制御,通信など,様々な分野において応用され,強力な信号処理ツールの一つとなっている。80年代から盛んに研究され,多くの適応アルゴリズムが開発されてきた。実システムにおいてよく用いられる単純勾配アルゴリズムは,計算コストがあまりかからないが,収束速度と定常特性の両立が困難である。近年,可変ステップサイズを用いた適応アルゴリズムの研究開発が国内外で行われている。本研究では,まず,適応FIRフィルタリング用の可変ステップサイズの更新式を簡素化し,適応ノッチフィルタへの応用を行う。固定ステップサイズをもつ単純勾配アルゴリズムと比べて,計算量が少し増えるものの,性能が大きく改善される。次に,提案アルゴリズムの性能解析を行う。可変ステップサイズに関する差分方程式を導出し,その正当性を検証する。さらに,提案アルゴリズムを用いたノッチフィルタを能動騒音制御システムへ応用し,その有効性を確認する。