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【理学療法学コース・理学療法学科】講義紹介ー2021年度「理学療法模擬患者演習Ⅱ(OSCE)」ー

印刷用ページを表示する 2022年1月24日更新

3年次後期科目 理学療法模擬患者演習Ⅱ(OSCE:客観的臨床能力試験)の講義の様子を紹介します

十分な感染症予防に努めながら、3年次生が学内でOSCE(客観的臨床能力試験)を受けました。

OSCE(客観的臨床能力試験) 2022年1月19日(水曜日)

OSCEとはObjective Structured Clinical Examinationの略で、日本語では客観的臨床能力試験と訳します。
理学療法学科では、平成26年度から「理学療法模擬患者演習Ⅱ」において、OSCEを実施しています。
今年度のOSCEは例年よりも少し早めの1月19日水曜日に実施しました。
3年次生は、昨年末より学生同士で実技練習を重ね、当日の試験に臨みました。

「理学療法模擬患者演習Ⅱ」講義では、学生同士で患者役や理学療法士役に分かれて実技練習を行います。
OSCEでは、臨床業務に従事している理学療法士である本学の大学院生・卒業生、そして本学名誉教授をお招きして、疾患を有する患者役を演じていただきました。

例年、6症例のステーションを準備し、各学生は異なる中枢系・整形外科・内部障害など3ステーションの模擬患者に対し、理学療法評価・治療を実施し、試験官の教員2名が態度面や知識・技術面を評価します。

OSCE1 OSCE2

OSCE3

今年度は、感染予防のために最大限の対策を講じ、事前準備や健康観察を徹底した上で、縮小した形式で実施しました。
学生同士の演習とは異なる緊張感のなか、学生はOSCEに挑んでいました。
感染予防に努めながらの実技練習で、例年以上にかなり緊張している様子でしたが、現時点での自身の知識・技術レベルが把握でき、今後の課題が見えたのではないでしょうか。

今回のOSCEを通じて自身の課題を見つめ直し、2月より始まる臨床実習に向けて、
引き続き実技練習を継続して欲しいと思います。

我々教員もOSCEの結果をしっかりと分析し、それぞれ専門科目の理解度や技術練習の不足を認識することで、補講の検討や今後の改善に活かしたいと思います。

学生

今年度も、新型コロナウイルス感染の拡大が懸念され、日々感染状況の確認と、対面での演習実施に向けた感染防止対策の徹底、そして綿密な打ち合わせを行い、無事に演習を終えることができました。
3年次生の皆さま、お疲れ様でした!!OSCEに向けて技術練習の集中対策を実施してくれたチューターの先生、対面実施実現に向けて準備下さった担当の先生方、ありがとうございました。