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【地域文化コース】目黒准教授が第三回説話文学会賞を受賞しました

印刷用ページを表示する 2021年6月29日更新
 地域文化コース・目黒将史准教授が,6月27日(日曜日)にオンライン方式で開催された説話文学会において,第三回説話文学会賞を受賞しました。受賞の対象となった業績は,目黒准教授が2019年12月に上梓した『薩琉軍記論 架空の琉球侵略物語はなぜ必要とされたのか』(文学通信)です。
 この本は,これまでほとんど知られてこなかった慶長14(1609)年の島津氏による琉球侵略を描いた〈薩琉軍記〉を取り上げ,日本文学史に位置づけたもので,近世軍記に東アジアの異国合戦という新しい視点を入れたことや,資料篇が充実していて今後の研究に役立つものであることなどが評価され,受賞にいたりました。
 以下,目黒准教授の受賞コメントです。
 「説話文学会は,日本文学の古典系の学会でも活発な活動がなされている学会です。その説話文学会から評価していただいたことは光栄です。この著書は20代,30代の研究のまとめとしての位置づけもあったため,大変うれしく思っています。」
賞状
学会から授与された賞状
表紙
受賞対象となった著書の表紙