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ひろしま地域食材について学ぶ学生から,研修のレポートが届きました。
公衆栄養学研究室 (教員1名,学生8名)が,8月23日に広島県佐伯区湯来町にある久保アグリファームとはつはな果蜂園の巣箱の見学を行いました。牧場の歴史や循環型酪農についてお話をいただきました。牛から排泄された糞が牧草の栄養分として吸収され,再びエサとなる自然のサイクルが生まれていることを学びました。その後,アグリファームの新鮮な生乳を使ったソフトクリームとジェラートをいただきました。
はつはな果蜂園では,今回の牧場や江田島や宮島などに巣箱を置いており,季節や気候,蜂蜜の需要に合わせて移動を行っていました。1週間ごとに蜂の健康状態や巣箱の状態などの確認を行われています。8月の終わりにはスズメバチがミツバチを狙いに来るため,ネットをかけたり,巣箱の入り口をプラスチック製にするなど対策をされていました。
今回の訪問を通して,牛や蜂の生産活動と,消費者である私たちの食生活とのつながりを実感しました。また,生産だけでなく,加工,販売まで手掛ける第六次産業への思いを知り,その在り方を改めて考えることができました。
今回学んだことを活かし,はちみつと牛乳を活用したレシピを考案したいと思います。
・ミツバチの観察 ・話を聞く学生
・牧草をあげる様子 ・砂谷養蜂場でとれたはちみつ
本研修は,ひろしま地域食材PR推進事業(ひろしま地産地消推進協議会)により行いました。