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センターと施設の紹介

印刷用ページを表示する 2018年7月23日更新

設置目的

 中山間地域の資源や環境を活用して,食料・環境に関わる多様な現代的問題の解決に貢献する人材を育成します。同時に食料・環境に関連する地域活動の知的拠点としての役割を担うために,資源開発,環境保全,科学分析など地域に根ざした高度な研究活動を支えます。この2点を達成目的とし,生命環境学部付属のセンターとして設置されています。

位置及び立地環境

1 位置

 フィールド科学教育研究センターは本学生命環境学部(庄原キャンパス)の附属施設として設置され,庄原市中心部から南西へ約8kmの七塚高原にあります。この高台丘陵地を拓いて,管理棟を中心として圃場が造成されました。管理棟は標高322mにあり,備北中山間地域の自然景観を保っています。本センターは庄原キャンパス内にあり,学生及び教員が実習・研究等を行うのに便利な位置にあります。

2 立地環境

 庄原市は豊富な貝類化石を含む海成中新統が広く分布しており,この中新統は備北層群といわれ,礫岩,砂石・頁岩互層を主体とする層厚15~45mの下部砂石層と,一連の頁岩(泥岩)を主体とする層厚20m程度の上部頁岩層に区分されています。また,火山灰由来の風化土壌が薄い層状あるいは塊上をなして点在しています。
 本センターエリアの土壌は当初の土地造成により,おもに頁岩あるいは花崗岩の風化土壌が混在しています。
 気候については1981年から2010年の年平均気温は12.4℃,年平均積算降水量は1,467.0mmです。年平均気温では沿岸部の広島市に比べ約4℃低くなっています。

沿革

昭和61年2月 「広島県立大学基本構想」が策定され,既存の広島農業短期大学は発展的に改組統合されることとなる。
昭和63年6月設置認可申請書を文部大臣へ提出。
昭和63年12月文部科学大臣より広島県立大学の設置を認可される。
平成元年4月広島県立大学開学,生物資源学部緑農地管理センターが設置される。
平成2年3月広島農業短期大学閉学,同短期大学付属農場は緑農地管理センターに移転統合される。
平成2年4月生物資源学部緑農地管理センターが開設される。
平成17年4月県立広島大学開学,同大学生命環境学部附属教育研究施設に改称される。
平成19年4月公立大学法人県立広島大学設立。
平成22年9月環境工学実験棟設置,食品加工場改修。
平成23年4月県立広島大学生命環境学部附属フィールド科学教育研究センターに改組される。

配置図

配置図

施設案内

センター施設案内

組織および業務

 組織図