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公開講座「平清盛と毛利元就-虚像と実像を見極める-」を実施しました

印刷用ページを表示する 2017年9月6日更新
平成29年度 県立広島大学宮島学センター図書館企画展示「清盛・元就と宮島 ―菅原範夫先生収集近世資料を読み解く―」関連公開講座「平清盛と毛利元就-虚像と実像を見極める-」を開催し、約170名の方にご来場いただきました。

講座では、下向井龍彦教授(広島大学大学院教育学研究科)が「平清盛と音戸瀬戸-伝説と史実の間-」と題してご講演になり、続いて本学の秋山伸隆教授(人間文化学部)が「毛利元就と厳島合戦-軍記物と史実の間-」と題して弘治元年(1555)厳島合戦直前の呉・音戸瀬戸周辺の状況を知らせる「小早川隆景書状」(渡辺出雲守宛)などを紹介しました。
講演1
また、講座の最後には、講師による対談をおこないました。歴史の研究において、どのように史実と虚構を見極めていくかなど、意見を交わされました。
講座画像2
下向井先生のご講演の中で紹介された平清盛の「日招き伝説」を題材とした月岡芳年の錦絵「芳年武者旡類(よしとしむしゃぶるい)平相国清盛」と「小早川隆景書状」(渡辺出雲守宛)は、広島キャンパス図書館でおこなっている企画展示「清盛・元就と宮島 ―菅原範夫先生収集近世資料を読み解く―」で展示しています。

9月7日からは、月岡芳年「月百姿 いつくしまの月」と「厳島御幸記并高倉院昇霞記 梅沢記念館本複本」も展示しますので、ぜひご来場ください。