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【生命環境学科】応用生命科学実験の紹介(1)

印刷用ページを表示する 2022年5月27日更新

 生命環境学科・生命科学コースの学生は,3年生から研究室に配属され,2年間にわたってじっくり卒業研究を行います。通常の講義の合間を縫っての研究ですので結構忙しいですが,5月も終盤となり,3年生もそんな生活にだいぶ慣れてきたようです。

 研究テーマは研究室ごとにバラエティーに富んでいて,医学,薬学,農学を含む広範な生命科学の領域に及んでいます。これから順次,各研究室の3年生の様子(応用生命科学実験という講義)を紹介します。

研究室実験風景
 初回に紹介するのは,細胞の動く仕組みの研究をしている分子機械学研究室です。この研究室では,細胞がもつ「鞭毛・繊毛」の運動の仕組みを,そのモデル生物・緑藻クラミドモナスを使って調べています。細胞の動きを光学顕微鏡や電子顕微鏡を使って観察するとともに,鞭毛・繊毛を構成するタンパク質やその遺伝子を質量分析器,DNA配列解析装置などを使って調べます。それらの解析結果を総合して,運動のメカニズムを理解しようとしています。写真は,3年生が顕微鏡を使って,クラミドモナスの運動を観察している様子です。