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【作業療法学科・作業療法学コース】池内ゼミ(作業療法士)

印刷用ページを表示する 2021年5月6日更新
池内克馬(助教,認定作業療法士)専門分野:脳卒中,がんを持つ人への作業療法

池内ゼミ写真(講演) 池内ゼミ写真(地域貢献)

研究内容

池内ゼミでは,次のような研究をしています。
1. 脳卒中,がんを持つ人へ行う作業療法に関する研究
2. 病院勤務の作業療法士の新人教育に関する研究

 1では,病気と診断され辛い治療を経験した後でも,対象者が自分らしい生き生きと生活することを目標に支援する作業療法を追求しています。具体的には,「脳卒中になった人が発症後早期から好きな作業を行うにはどうすれば良いか」,「がん治療を受けた人が地域で不安なく生活するにはどうすれば良いか」という問いに対する研究にチャレンジしています。大阪府,岡山県,広島県,島根県,山口県各地の病院や福祉施設に勤務する作業療法士とオンラインで研究ミーティングを定期的に行いながら,これらの研究を進めています。

 2では,毎年5,000名前後の作業療法士が誕生し,新人教育の質の向上が重要とされる中,広島県の病院に勤務する作業療法士と共同研究を行い,作業療法士の新人教育に関する独自のマニュアルを作成しました。現在,このマニュアルを医療機関で使用してもらっています。

 研究業績は,県立広島大学「教員活動情報公開システム」のホームページをご覧ください。

ゼミ

 作業療法学科4年生の科目「卒業研究」では,毎年数名の学生が池内ゼミに配属され,研究することを経験します。
 2021年度は,入学直後にコロナ禍で帰省困難となった大学新入生が満足感を得た作業を調査する研究を行いました。
 2022年度は,面接時に対象者と作業療法士が協働して決めた音楽を作業するときに聴く遠隔作業療法を試行しました。
(協働=問題解決のために対象者と作業療法士が協力して力を合わせることをいいます。)
ゼミテーマ
年度 テーマ
2021 緊急事態宣言中に帰省困難となった大学新入生が満足感を得た作業とその意味
2022 協働して決定した音楽を対象者が作業遂行中に聴く遠隔作業療法

 

地域貢献

 池内ゼミが行った近年の地域貢献は以下の通りです。

1.近隣地域の健康教室での講演
 近隣の公民館で「認知症,脳卒中を予防するためにできること」をテーマに講演を行いました。講演では,講義とレクリエーションを行いました。50名程度の地域住民が参加してくださり,講演の前後では多くのご相談,ご質問も頂きました。地域住民の率直な意見や思いを聞くことができ,非常に有意義な時間を過ごすことができました。

2.介護者向けの認知症ケアを学ぶ教室の講師
 三原市で開催された「介護者向けの認知症ケアを学ぶ教室」に講師としてお手伝いをさせて頂きました。「良い認知症ケアとは?」などの講義,介護者同士で話し合うグループ討論を行いました。本学の学生も教室に参加し,和やかな雰囲気で開催されました。介護者である参加者からは「現在介護を行っている別の参加者から生の声が聞けて良かった。」,「普段自分が行っている介護が間違っていないと理解できて良かった。」との声が聞かれました。

3.脳卒中を担当する作業療法士に対する教育プログラムの講師
 脳卒中を発症して間もない時期に対象者が好きな作業を行う作業療法を学ぶ,若手作業療法士のための教育プログラムを主催しました。「作業に関するアセスメント」,「脳卒中発症後に好きな作業を行うコツ」,「多職種連携」などの講義やグループ討論を行いました。池内ゼミの学生も参加し,オンラインの開催でしたが明日に繋がる活発な意見交換ができました。参加した若手作業療法士からは,「臨床で考えるべきポイントがわかった」,「定期的に開催して欲しい」,「もっと勉強しようと思った」との感想を頂きました。

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