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令和8年度の「情報マネジメント特別講義Ⅲ」第4回は、7月25日(土曜日)、株式会社Brilliant Insights CROの高 賢敃 氏をお招きし、「次世代の情報マネジメント論―知の深化と探索による持続的成長―」をテーマに対面形式で実施しました。講義では、既存事業のアップデートからCVC・オープンイノベーション、AI経営とガバナンスまでを、一連の情報マネジメントとして捉える視点が示されました。
本講義では、「情報」を第4の経営資源として捉え、情報マネジメントの本質を単なるデータ管理ではなく、「組織の自己刷新の仕組みを設計すること」と位置づけて学びました。まずDIKARや暗黙知・形式知、SECIモデルを通じて、組織内部の知識を「深化」させる仕組みを整理しました。そのうえで、両利きの経営、CVC、Open Innovationを通じた外部知識の「探索」へと議論を広げ、内部の知識創造と外部探索をどのように接続するかが解説されました。
講義後半では、AIによる暗黙知の形式知化や業務効率化にとどまらず、AIを意思決定支援や新たな価値創造へ活用する「守り・ナビゲーション・攻め」の三階層が紹介されました。また、AI活用には説明責任、倫理、Human-in-the-loop(人間の関与)を含むガバナンスが不可欠であることも強調されました。各テーマでは、自身の研究に置き換えて考える問いが提示され、受講生が理論を実務へ翻訳し、「仕組みを設計する側」の視点を身につける機会となりました。
