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9月8日から10日にかけて金沢工業大学で開催された、日本音響学会第156回(2026年秋季)研究発表会に参加しました。
私は、「咽頭マイクを用いた咽頭音特徴量の分析」という題目で、食事の際に発生する各種動作の音響特徴量分析について、ポスター形式で発表しました。近年、咀嚼回数の減少や誤嚥リスクの増加など、食事動作に関連する健康への影響が懸念されており、そのため食事動作を適切に評価することが重要な課題となっています。今回の研究では、嚥下音と誤嚥の際に発生すると考えられる咳音を正しく識別することで、誤嚥の早期発見につなげることを目指し、各種動作の音響特徴量について分析するとともに識別に有効となる特徴量について提案しました。
学会への参加は今回で3回目であったこともあり、これまでよりも緊張せず落ち着いて発表することができました。私と同様に咀嚼に関する研究を行われている方や歯科医師の方にも発表を聞いていただきました。質問にも比較的スムーズに受け答えすることができ、質疑応答を通し自分では気づけなかった視点や今後検討すべき課題を考えるきっかけとなりました。
さらに、自身の発表だけでなく他の参加者によるポスター発表や講演も聴講しました。今回の音響学会では、学生や大学の研究者だけでなく企業関係者による発表も数多く行われ、講演数が700件を超える非常に大規模な学会でした。その中には、私と同じく咀嚼や嚥下などの食事動作に伴う音を扱った研究もあり、新たな発想や知見を得ることができました。
今回の学会参加を通して、自身の研究に対する理解をより深めることができ、大変有意義な時間となりました。今回得られた知見や学びを今後の研究活動に生かし、さらに研究を発展させていきたいと思います。
この発表に係る費用(学会参加費・旅費)の一部は、本学の大学院学生研究活動支援助成を受けております。貴重な体験をする機会を与えていただきありがとうございました。
