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助産学専攻科の学生にとって、「分娩介助技術」は助産師になるために初めて本格的に学ぶ専門技術です。
看護学生のときには経験することのない技術であり、「いよいよ助産師になるための学びが始まる」という期待とともに、「自分にできるだろうか」という緊張を感じながら授業に臨みました。
本学では、分娩介助技術を単に手順として覚えるのではなく、「なぜこの技術が必要なのか」「母児にとって安全で安楽なケアとは何か」という原理・原則を大切にしています。
5月11日(月曜日)の授業では、「分娩介助技術の目的および原理・原則」をテーマに、学生一人ひとりが担当する技術について文献や教科書を調べ、自分の言葉でまとめてプレゼンテーションを行いました。模型や実演なども取り入れながら発表し、その後は学生同士で活発なディスカッションを行いました。
分娩介助には、準備から児の娩出、胎盤娩出まで一つひとつの技術に意味があります。
だからこそ、「どうすれば安全なのか」「もっとよい方法はないか」と仲間と意見を交わしながら、技術の根拠を深く考えました。
本学の授業の特徴は、教員から完成された分娩介助の手順を教わり、その通りに練習するのではなく、学生自身が原理・原則を学び、議論を重ねながら、自分たちで分娩介助技術の流れや手順を組み立てていくことです。
一つひとつの技術の意味を理解しながら学ぶことで、状況に応じて考え、判断できる助産師としての基礎を養っています。
5月15日(金曜日)の授業では、「分娩介助技術の実際」として、学生がチームごとにデモンストレーションを行いました。
事前に準備した分娩介助技術を実演し、教員や学生同士で意見を交わしながら、「より安全で安楽な分娩介助」を目指して技術を磨きました。
初めて触れる分娩介助技術に戸惑いながらも、自ら学び、考え、仲間と議論を重ねる経験は、助産師としての第一歩です。
本学では、学生主体の学びを大切にし、知識・技術だけでなく、臨床で必要となる判断力や思考力を育む教育を行っています。