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【生命科学科・生命システム科学専攻】カブトムシの角のつくりかた b

印刷用ページを表示する 2018年6月14日更新
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6月4日、基礎生物学研究所の新美輝幸教授に「カブトムシの角形成メカニズム」という タイトルでご講演いただきました。この講義は、大学院学生の研究や教育に役立てるため、月に一人外部から講師を招聘し、最先端の研究に触れさせる目的で行っているものの一つです。

カブトムシの角はなぜオスにしかないのか、その背景にはどのような遺伝子の働きがあるのか、最新の研究成果をご紹介いただきました。新美先生のご専門はEvo-Devo(進化発生学)と呼ばれる、比較的最近登場したホットな分野です。講義には学部講義「分子進化発生学」の受講生も多数参加しました。

庄原キャンパスの交通の便はお世辞にもよいとは言えませんが、学界の第一人者をしばしば招聘するなど、キャンパスにアカデミックな風を吹かせる努力を怠ることはありません。

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雄でも雌でもない不思議な角を持つカブトムシ。一体どのような遺伝子の働きでこうなってしまったのか?思わず話に引き込まれます...

参考文献
Ito, Y., Harigai, A., Nakata, M., Hosoya, T., Araya, K., Oba, Y., Ito, A., Ohde, T., Yaginuma, T. and Niimi, T. (2013) The role of doublesex in the evolution of exaggerated horns in the Japanese rhinoceros beetle. EMBO Report, 14, 561-567

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