本文
大学院生命システム科学専攻では,月に1回(毎月第1月曜日午後)に,外部の先生をお招きして,専門分野の基礎から最新の研究内容までをご講義頂くセミナー形式の講義を開催しています。専門分野の世界の最先端の状況を懇切丁寧に解説いただける機会として,教員や意欲が高い学部学生も多く参加しています。
初回に当たる,2025年5月12日は,2講義が開催されました。
1) 徳島大学大学院 社会産業理工学研究部 今井 昭二 先生
東アジアからの長距離輸送エアロゾルの山岳環境化学(雪と分析化学)
2) 岡山大学 学術研究院医歯学研究域(薬学系)須藤 雄気 先生
光がくすりになる未来を実現する「ロドプシン」の生物物理化学研究
下に,2)の須藤先生の講義を紹介します。
須藤先生には,現在の研究分野に足を踏み入れたきっかけからお話しいただき,その後の研究の進展,今後の目標(野望)までをお話しいただきました。ソフトなお人柄を反映してか,学生からも教員からも次々と活発な質問があり,講義後には,居室に数名の学生の訪問を受け,彼らの研究領域とからめた質問もいくつか受けました。 須藤先生も感心しておられました。
<須藤先生から一言>
アメリカ留学の際に私がいたキャンパスは,大都会にあって(テキサス州,ヒューストン)余り味気がないところでした。 庄原キャンパスは,アメリカの多くの大学キャンパスを彷彿とさせる美しさがあっていいですね。 私もこういうところに行きたかった!