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【生物資源科学部】地域イベント「古代たたら鉄づくり」への参加

印刷用ページを表示する 2026年5月19日更新
たたら案内

2026年5月9日-10日に、本学部に隣接する「国営備北丘陵公園」において、「第32回古代たたら鉄づくり」のイベントが行われ、教員と学生がボランティア支援員として参加しました。このイベントでは、1000年以上前から連綿と受け継がれてきた日本の鉄の精錬方法を参加者が学びます。当日は、アニメ「もののけ姫」に登場するたたらの世界が目の前に展開されました。この「たたら」製鉄のモデルは、生物資源科学部がある庄原キャンパスから至近の島根県雲南市にあるとされています。

 


当日の様子
当日、参加した環境科学コース1年生の 小林 叶奈 さんが体験談を書いてくれました。
 非常に楽しかったです。刀を打たせていただいたり(正確に言えば玉つぶしです)、いろいろな方の話をうかがったり、天体観測をしたり(真ん中の写真)、とても有意義な時間を過ごすことができました。
 今回作ったのは「けら(注)」というものです(右端の写真、32 kg取れました)。「けら」とは鋼のもととなる塊で、ぼから質の良い部分を選別したものは日本刀の材料になる「玉鋼」とになります。ぼを作るのにまず炉から作りました(左端の写真)。火を入れ乾燥させた後、砂鉄を入れます。ぼができ始めたらさらに砂鉄を入れ、風を送ります。風を送るのに「もののけ姫」に出てくるような装置で風を送りました。1日目は自動で送っていましたが、2日目の後半はその装置で風を送りました。
 鉄を作ることだけがこのイベントの目的ではありません。いろいろな方とお話しし、親睦を深め、知見を広げる。これこそが醍醐味だと思いました。
ぜひ皆さんも参加してみてください。

(注)「けら」とは、金ヘンに母という文字が当てられる専門用語です。 「たたら製鉄」で、砂鉄から鉄を作る過程で生じる「鋼を含んだ鉄塊」を指します。

炉の乾燥と玉鋼の伸ばし
左は、土をこねて作った炉を乾燥させているところです。
右は、刀匠の方が玉鋼を伸ばす作業を演示してくださった様子です。

炉の火と巨大な送風装置
左は、砂鉄と炭を入れる作業をしている学生さんです(環境科学コース、小室 愛結佳さん)。
右は、6人がかりで巨大な送風装置を動かしているところです。教員も参加しています。
下記のそれぞれのコースのインスタグラムには、動画もあります。ぜひ覗きに行ってください。