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生物資源科学部に関するQ&A

印刷用ページを表示する 2023年6月29日更新

高校生からよくある質問をまとめました。

  1. 生物資源科学部について
  2. 入試について
  3. 全学共通:その他(奨学金,留学,就職支援等)

1.生物資源科学部について

1-1.県立広島大学の生物資源科学部ならではの特徴を教えてください。

研究室配属が3年生からであり,2年間の研究ができることが大きな特徴です。研究をやってみたい,研究に興味がある人に向いています。

地域資源開発学科,生命環境学科(生命科学コース,環境科学コース)のそれぞれの講義をまたいで受講することができます。1つの専門だけでなく,関連する分野についても幅広く学ぶことができます。

■地域資源開発学科

  • 地域資源開発学科では「農業生産開発系」,「食品分析開発系」,「農食マネジメント系」からなる3つの専門科目群があります。「農」や「食」の実践的な技術や知識,経営の専門知識を学修し,未来の農業や持続可能な「農」と「食」のマネジメントを探求します。地域産業の再生と新規産業の創出に貢献できる人材を育成します。
  • カリキュラムの特徴の一つとして,国際異文化農業体験研修があり,アジア地域で1週間程度の海外農業研修を実施しています。
  • LED光源による完全閉鎖型植物工場を含む各種栽培・アクアポニクス研究や食品加工・分析,フィールドでのドローンを使った実習・研究も行っています。

■生命環境学科(生命科学コース)

  • 生命科学コースでは「生命機能の解明」や「生物資源の開発」に関する教育・研究を通じて,社会で活躍できる人材を育成します。
  • 医薬関連,生殖補助医療,アグリバイオ等の分野で活躍するための,生命科学を学び実践する科目群(細胞・生体機能学,発生・生殖科学,免疫学,植物遺伝育種学など)が備わっています。

■生命環境学科(環境科学コース)

  • 環境科学コースでは,持続可能な社会の発展と良好な生存環境の保全に関する専門知識・技術を習得し,環境の保全や評価,資源の循環利用などに関する分野で活躍できる人材を育成します。
  • SDGsの各17目標の専門家である教員が,環境を本質的な視点から実践的に教えています。
  • 系統的な学びと,科学に基づいた環境に関する解決能力が養われます。
  • 国内外を問わず,社会が求める環境のプロフェッショナルに成長できます。

1-2.生命環境学科の経過選択制について教えてください。

前期日程のコース別募集とは異なり,後期日程では,生物資源科学部生命環境学科(生命科学コース及び環境科学コース)の選抜を一括して行います。入学段階でコース(専門)を決めてしまうのではなく,大学入学後,幅広い教養や専門の基礎などに触れながら,学生一人ひとりが抱いた興味や関心,将来像などに基づいて,学びたいコースを主体的に選択する経過選択制を導入しています。なお,各コースには定員が設けてあり,学生本人の希望と入学後の成績などを考慮して,どちらかのコースに2年次第3クォーター(後期前半)から所属します。

※2年次前期終了後までの間,チューターによる丁寧な履修指導やコース配属に関する説明会を行った上で,希望コースを選択します。
※皆さんの希望を最大限に尊重するよう運用しますが,万が一,特定のコースに希望が集中した場合は,面接等による志望理由等の確認や,個別の履修指導とともに,入学後の履修・単位修得科目や成績等の状況を考慮し,対応する予定です。

1-3.庄原キャンパスの部活動・サークル活動について教えてください。

庄原キャンパスでは,運動系クラブ,文科系クラブなど,令和5年6月の時点で 23団体が活動しています。運動系・文科系の区分に限らず,備北地区の農業ボランティアや,地域イベントを企画するサークルもあり,活発に活動しています。
活動の内容や様子について,今年度の最新版をホームページに掲載予定です。

(庄原キャンパスの部活動・サークル活動についてはこちらから)
​https://www.pu-hiroshima.ac.jp/site/club/shoubara-club.html

1-4.生物資源科学部で取得できる資格について教えてください。

■地域資源開発学科
高等学校教諭一種免許状(農業),食品衛生管理者任用資格,食品衛生監視員任用資格,食の6次産業化プロデューサー(レベル1・2),日本農業技術検定(2級)

■生命環境学科 生命科学コース
中学校教諭一種免許状(理科),高等学校教諭一種免許状(理科),食品衛生管理者任用資格,食品衛生監視員任用資格,バイオ技術者認定試験(中級・上級)

■生命環境学科 環境科学コース
中学校教諭一種免許状(理科),高等学校教諭一種免許状(理科),食品衛生管理者任用資格,食品衛生監視員任用資格,バイオ技術者認定試験(中級・上級),eco検定,環境測定分析士,公害防止管理者,環境計量士

1-5.庄原キャンパスの就職実績について教えてください。

現行の生命環境学部令和4年度卒業生の就職希望者の就職率は5年以上連続で100%を達成しています。これまで庄原キャンパスには県外出身者が多くおり,帰郷希望の学生には,特に技術系公務員の情報提供に努めるなど,学生一人ひとりの希望に合わせたきめ細かな就職指導を心がけています。

■地域資源開発学科の想定される進路(所属教員の前身学科生の就職先)

  • 農業生産や食品分野のプロフェッショナルとして,農業生産・機械分野(ICTやAI),食品製造,環境マネジメント分野の各種企業で活躍することを期待しています。
  • また,国家・地方公務員として地域課題解決に携わることや,関連分野の大学院に進学し,技術者や研究者として新しい「農」と「食」の開発に取り組むことも選択肢の一つです。
  • 令和4年度卒業生(所属教員の前身学科生)では,クボタ,佐賀県農業協同組合,三島食品,サントリー知多蒸留所,新日本コンピュータマネジメントなどへの実績があります。

■生命科学科(生命科学コースの前身の学科)の就職先

  • 医農薬品,化学工業,食品関連企業の技術者や開発者,胚培養士など医療分野の技術者や研究者,バイオテクノロジーを生かすあらゆる職業の技術者として活躍しています。
  • 令和4年度卒業生では伊藤ハム,池田糖化工業,ゼリア新薬工業,福山臨床検査センターなどへの実績があります。

■環境科学科(環境科学コースの前身の学科)の就職先

  • 環境分野を履修した人材は,業種を問わず広く社会的に求められています。しかし環境を専門とした大学生は極めて少なく,産業界からの大きな期待が寄せられています。このような背景から,環境を学んでいる在学生は自分の希望する職種に分野を問わず就職することができます。
  • 令和4年度卒業生では日本サカス,中電工,パナソニック環境エンジニアリング,三国屋建設などへの実績があります。

(詳細な就職実績はこちらから)
https://www.pu-hiroshima.ac.jp/p/career/