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【地域産業コース経営学分野】「地域課題解決研究」の第3回瀬戸田研修を実施しました

印刷用ページを表示する 2023年2月24日更新

 地域産業コース経営学分野3年生の「地域課題解決研究」の外部連携演習で、2/17(金)に第3回瀬戸田研修を実施しました。

 本研修は、(株)せともすの淺野様に企画・進行していただき、シトラスパーク瀬戸田やその周辺をフィールドに地域課題を実地で学び、解決策を自分事として考えることを目的としています。今年度3回実施される研修の第3回になります。 (過去の記事:事前準備 第1回 第2回 )

 2/17は、Hiromalab内の会議室で実施しました。Hiromalabは2022年12月にオープンしたコワーキングスペースです。

 はじめに、Hiromalabの施設を案内していただきました。学生たちは、施設を見学してコワーキングスペースをより身近に感じるともに、17Fからの景色の良さも楽しんでいました。

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 第1部は、ONOMICHI SHARE統括責任者の後藤様から、地域におけるHUB人財の動き方について、東京からの修学旅行を尾道で受け入れる際のことを事例に、講演していただきました。尾道で実際に行っている地域をつなげる取組みなども紹介していただき、学生からの質問もたくさん出ました。

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 第2部は淺野様の進行で、過去2回の現地研修をふまえた生口島が抱えている地域課題及びその解決策のアイデアについて、議論を行いました。

 学生からは、交通、農業、人口、観光、広報などに関連して、現地で実際に体験したことから分かった地域課題とともに、多くの解決策が出されました。

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 学生からの感想としては、

・在宅ワークやワーケーションといった働き方が浸透し、職場から離れても働けるようになり、多様な人材が地方に流入しやすい環境となっていることが分かった。

・コワーキングスペースというサービスを今回初めて学び、人と人を繋ぐ役割も兼ねているので、地域活性化の一つのヒントとなった。人と人、人と企業がつながることで生まれる発想や解決策があることを実感した。

・課題解決のための方法は、見る人の視点から様々である。1人で何かを考えて実行するよりも、今回のように様々な意見を聞き、組み合わせることがより大きな効果を生み出し、ハブの役割の大きさと重要性を感じた。

・地域課題と解決策について、訪問前は抽象的なものしか思いつかなかったが、訪問後は具体的な案が出てくるようになった。今後も、地域における課題や特性を学び、地域の人々とのコミュニケーションを大切にし、地域に貢献できるように努力していきたい。

・体感して学んで考えてといった繰り返しがとても難しいけれど楽しく、自己成長にもつながったなと感じました。

 などがありました。

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 3回の研修を通して、地域課題解決についての理解が深まったので、今後の活動に活かされるのを楽しみにしています。


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