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【情報学分野(地域産業コース)】IoT・AI特別講義 第4回を実施しました

印刷用ページを表示する 2023年1月19日更新

 情報学分野(地域産業コース)が提供する副専攻プログラム「IoT・AI応用技術認定」の上級認定に関わる科目の1つである「IoT・AI特別講義」で三井情報株式会社様にご講演いただきました。
 2022年12月21日(水)の講義では,「DXと最新情報技術動向」と「デザイン思考の考え方と実践」の2つのテーマでお話しいただきました。
 「DXと最新情報技術動向」では,情報処理は,これまで企業内のデータ(情報)の整理のために利用されていたが,利益を上げるための手法として使われるようになり,現在様々なサービスが提供されるようになったと紹介がありました。使う方法の意識を変えることで,こんなにも情報処理が広がった世の中になるのかと,講演を聞いて素直に驚きました。
 IoT,クラウド,インダストリー4.0,DXなど,年々新しい技術とともにそれに適した技術名が耳に届き,私たちの生活は変化しています。次は,どんな技術にどんな名前がつけられるのか,そしてどんな未来が待っているのか楽しみになるとても興味深い講演でした。
 続いて,「デザイン思考の考え方と実践」では,身近なことを一生懸命考えると身の回りが豊かになることを伝えていただきました。
 商品価値とは,機能的価値と意味的価値の組み合わせであり,日本の企業は機能的価値を高めることは得意ではあるが,意味的価値を付加することには不慣れです。デザインの力によってまだ存在していない選択肢を自分たちで作り、新たな意味的価値を作り出すことができれば,現在,利用している様々なものも,捉え方が変わることを知りました。ろうそくがキャンドルになり,火の揺らぎを楽しむ,安らぎの空間を与えるものへと意味的価値が変化したという話の紹介をとおして,考え方,捉え方が変われば価値が生まれることを,技術の面とデザインの面から教えていただき,とても面白い講演でした。

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