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宮下 ルリ子(みやした るりこ)

印刷用ページを表示する 2023年5月1日更新

研究者紹介

宮下先生

所属:助産学専攻科 職位:教授 学位:博士(保健学)

研究室:県立広島大学三原キャンパス4419研究室

E-mail:ruri384@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/ruri384

研究に関する自己PR

女性のライフステージに応じた特徴やニーズに沿った健康支援を目指した研究に取り組み、さらに、その女性たちを支援する助産師が「自律した助産ケアを提供できる」よう、アクティブラーニング型のプログラム開発を目指しています。

研究テーマ

中高年女性における生活習慣病予防の認識とその予防行動,勤労女性における生活習慣病予防に関する認識(知識・意識)・行動の実態および身体情報との関連,予定帝王切開術で出産する女性のための出産準備教育に関する研究,助産学生から始めるアドバンス助産師育成のためのAL型3年プログラムの開発ー基礎編 

研究の特徴・内容

女性は、50歳を越えると約半数が脂質異常症と診断され、閉経(50歳前後)を境に、女性ホルモンが低下することによって、更年期症状を経験し、60歳代以降には脂質異常症や糖尿病、骨粗鬆症が顕在化してきます。これは、女性の健康寿命の短縮と不健康期間の延長につながり、生活の質(QOL)を著しく低下させます。また、この時期の勤労女性は、仕事において中間管理職等の重要な役割を担い、家事、育児、介護等の様々な役割も抱え、日常生活での負担が増強し、ストレスに包囲された状態です。加えて、更年期症状に苦しみ、生活習慣が乱れる人も多く、自らの健康管理をするのが難しい状況です。よって、ライフステージに応じた特徴やニーズに沿った健康支援に取り組んでいます。また、助産教育において、思考力・判断力を兼ね備えた助産師の育成を目指し、アクティブラーニング(AL)型の様々なシミュレーション学修を通して、助産実践能力の習得を可能とするプログラムを実践しています。これは、分娩介助技術等のテクニカルな部分に当たる助産技術習得に加え、思考力・判断力等のノンテクニカルスキルの修得もねらい、「自律した助産ケアを提供できる助産師」の育成を目指します。

受験を検討している方々へ

助産教育において、思考力・判断力を兼ね備えた助産師の育成を目指しています。具体的には、アクティブラーニング(AL)型の様々なシミュレーション学修を通して、助産実践能力の習得を可能とするプログラムを実践しています。これは、分娩介助等のいわゆるテクニカルな部分に当たる助産技術習得に加え、思考力・判断力などのノンテクニカルスキルの習得もねらい、「自律した助産ケアを提供できる助産師」の育成を目指しています。

連携協力を検討している方々へ

現在まで、各地域(東北・関東・関西)の健診センター等において、特定健康診査を受診した中高年女性を対象に、健康に関する調査を実施してきました。さらに、公益財団法人中国労働衛生協会の医学に関する研究助成を受けて、「勤労女性における生活習慣病予防に関する認識(知識・意識)・行動の実態および身体情報との関連」をテーマとした調査を広島県内で実施しています。今後は、この広島県における勤労女性に関する研究成果を論文や国内外の学会で報告していきます。

論文リスト

    著書

      専門資格

      ・助産師免許証,看護師免許証,養護教諭一種免許状

      ・アドバンス助産師(日本助産評価機構 助産実践能力習熟段階レベルⅢ認証)2020年12月更新

      ・新生児蘇生法「専門」コース(Aコース)(日本周産期・新生児医学会認定2020年5月更新) 

      キーワード

      助産学,ウィメンズヘルス看護学,中高年女性,勤労女性,生活習慣病予防,助産師教育,シミュレーション学修

      関連するSDGs項目

       SDG3SDg4SGG5SDG10SG11


      所属別一覧