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滝口 里美(たきぐち さとみ)

印刷用ページを表示する 2023年5月1日更新

研究者紹介

滝口先生

所属:保健福祉学部保健福祉学科看護学コース 職位:助教 学位:修士(保健福祉学)

研究室:県立広島大学三原キャンパス3410号室

E-mail:takiguchi@(@の後にドメイン画像を付けて送信ください)

研究内容:https://researchmap.jp/satomitakiguchi

研究に関する自己PR

在宅医療を受けながら地域で生活をしている方々と,その家族を支えていく支援体制の構築や,看護師の専門性の向上を目指す研修プログラム開発の研究をしています。 

研究テーマ

発達障害児をもつ家族への支援に関する課題解決に向けた教育プログラムの開発,がん患者のエンドオブライフの充実に向けた訪問看護師と病院看護師の連携の実際と課題 他

研究の特徴・内容

発達障害児の子育てに困難感をもっている母親の不安症状や抑うつ症状の発症事例は多く,発達障害児と虐待との関連についても報告されています。このように療育に困難感をもつ家族を支援する一つの手段として,家族をシステム的に捉えアプローチしていく支援方法があります。条件の異なる家族に,家族をシステム的に捉えアプローチしていく支援方法を実施し,その効果や課題を明らかにするため研究を重ねています。看護師が家族システム的アプローチを有効な支援として実践していけるような教育プログラムを開発し,看護師の専門性の確保につなげていきたいと考えています。

また,地域包括ケアシステム構築の推進に伴い,がん患者も疾患や治療を継続しながら在宅療養する方向へ転換しています。今後,がん患者の自宅での死亡者数の増加も推測されます。訪問看護師が,がん患者のエンドオブライフの充実のために,がん医療を提供している病院の看護師とどのような連携をとっているか,実際と課題を明らかにしたいと考えています。

受験を検討している方々へ

看護師は,患者を支える家族にも支援を行っています。在宅療養を支える上で家族の協力は欠かせません。患者や家族を一番近くで支えていく看護師が,家族も支援者と考える視点を持ち関わることは,とても重要だと考えています。地域包括ケアシステム構築が推進される中,誰もが安心して在宅療養を選択できるために,看護師としての役割について考えています。

連携協力を検討している方々へ

在宅看護の課題を明らかにし,支援体制の構築や,看護師の専門性の向上を目指す教育プログラムを開発していきたいと考えています。医療・福祉・教育など多職種と連携して支援体制について検討していけるよう,まずは,ネットワーク作りから取り組んでいきたいと考えています。

論文リスト

    著書

      専門資格

      看護師免許,養護教諭第1種免許 

      キーワード

      訪問看護,家族支援,発達障害児 

      関連するSDGs項目

      1345


      所属別一覧