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【理学療法学科】オンライン講義紹介「神経障害理学療法学Ⅰ」

印刷用ページを表示する 2020年8月6日更新

3年次前期科目 神経障害理学療法学Ⅰのオンライン講義の様子を紹介します

新型コロナウイルス感染拡大防止のため,本学では前期科目をすべてオンラインで実施しています。

今回は3年次前期科目「神経障害理学療法学Ⅰ」のオンライン講義の様子を紹介します。
神経障害理学療法学Ⅰでは,成人期及び老年期に出現する中枢神経疾患の中で,最も遭遇することの多い脳卒中片麻痺の運動障害について,その特徴と病態を理解し,中枢神経障害に対する運動療法の基本原理と治療プログラムを学修します。

本講義においても実技演習の際には学生が理学療法士役と患者役に分かれて練習を行いますが,オンライン講義では学生同士での実技は実施できません。
そこで,オンライン講義では教員が理学療法士役と患者役となり,実習室に集中治療室を再現してライブ配信を行いました。

オムニバスで担当している教員が学外から参加し,映像と音声等の通信状況を確認しながら講義を進めました。

今回は「脳梗塞急性期のリスク管理と理学療法」について学修しました。
講義の様子
学生は配布資料を確認しながら,ライブ配信で説明される脳卒中片麻痺患者の状態についての説明を受け,ベッドサイドでの急性期理学療法におけるリスク管理を考えます。

そして,実際に起こり得るインシデントやアクシデントを再現し,自分が理学療法士として関わる場合にどのように予防するのか,モニターを通して学生と教員間で質疑応答を行います。

教員は学生の説明に対して補足や修正を行いながら,脳卒中片麻痺患者の急性期リスク管理,介入のポイントについて教授していきます。
今後も,学生の理解が深まるように様々な工夫を行いながらオンライン講義を実施していきたいと思います。
これまでの理学療法学科のオンライン講義紹介