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【情報学分野(地域産業コース)】IoTシステム開発プロジェクト演習(第9週~第12週)を実施しました

印刷用ページを表示する 2023年1月31日更新

 本記事では,令和4年度第3クォーターから始まっているIoTシステム開発プロジェクト演習の第9週~第12週に実施された授業内容についてご紹介します。

第1週~の授業については下記より御覧いただけます。

【情報学分野(地域産業コース)】IoTシステム開発プロジェクト演習が始まりました​
【情報学分野(地域産業コース)】IoTシステム開発プロジェクト演習(第5週~第8週)を実施しました

第9−10週「​IoTネットワークにおけるデータの提供と取得に関する演習​​」(担当:陳春祥​)

 第5回は陳春祥教授が担当しました。この回では小型コンピュータ(Raspberry Pi 4)を利用したIoTシステムにおけるデータ送受信に関する実験を行いました。まず、センサーなどを取り付け、OS(Ubuntu )をインストールしてネットワーク環境を構築しました。そして、IoT環境に適したMQTTを導入し、データ提供(パブリッシャー)、中継(ブロッカー)及び収集(サブスクライバー)の連携を構築し、ブロッカーへのデータ送信及びブロッカーからデータ取得を実現しました。​

IoTシステム開発プロジェクト演習第9週-10週画像
​Raspberry Piにセンサー類を取り付ける作業
 

第11-12週「Web上での双方向リアルタイム通信と視覚化に関する演習」(担当:宇野健)

 この回では,サーバプログラミングを用い,Webブラウザでの非同期型のデータ送受信と,データの可視化についての演習を行いました。まず,Ajaxという手法を用いて,PCとサーバとの非同期型のリアルタイム・データ通信方法を学び,実際にチャットアプリなどの双方型アプリの開発を行いました。次に,サーバから受け取ったデータを,Webブラウザ上で図形描画を行うことが可能なCanvasという技術を用い,リアルタイムで可視化する仕組みについての演習を行いました。最後にこれらの技術を組み合わせ,複数人で同じ図形の状態を,Webブラウザ上でリアルタイム共有するアプリを開発しました。

IoTシステム開発プロジェクト演習第11週-12週