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生命科学コースの研究室紹介の第5回目は、動物生殖工学研究室(阿部研究室)になります。
動物生殖工学研究室(阿部研究室)では、マウス、ウシ、イヌを対象として、卵子の体外培養法や凍結保存法などの生殖補助技術を開発しています。今年度は、大学院生3名、学部4年生5名、学部3年生5名が所属しています。
写真1:マウスの卵管から採取した受精卵です。雌マウスにホルモン投与することで過剰排卵を誘起し、1匹のマウスから多数の受精卵を得ることができます。
写真2:試薬を量りとり,卵子の培養液を作製しています。この後、pH調整や滅菌処理をしますが、安定した培養成績を得るためには、どの手順も気の抜けない作業です.
写真3:卵子は直径0.1mm程度の小さな細胞ですので、マウスピースと先端に装着したガラスピペットを使って操作します。この後、培養液に移し、インキュベーターの中で培養します。
写真4:卵子の凍結保存法を改良しています。凍結障害を回避するために様々な耐凍剤を試行し、液体窒素の中で保存します。
写真6:卵巣に異常がないかを調べるために、組織プレパラートを作製します。ここでは、卵巣を厚さ5µmに薄切しています。
写真8:得られたデータをまとめ、研究の進捗を研究室内で報告します。
写真9:よい成果があがれば、学会でも発表します。
研究室および教員に関する情報 *より詳しい教育・研究内容は以下をご覧ください。
教員ロングインタビュー阿部准教授(動物生殖工学)